一日の生活
保育の考え方
保育の基本は“経験”です。乳幼児の発達の特徴を考えると、一つ一つの実際の体験を積み重ねることで、その子のこれからの成長の基礎ができていきます。その経験内容は、それぞれの年齢で違ってきます。
0歳児は愛情を受ける時期、1歳児は、自分以外への興味の拡大の時期、2歳児は自分を見つける時期、3歳児は、自分と友だちとの関わりの時期、4歳児は、人の思いを感じ始める時期、そして5歳児は自分と友だちの調和をはかる時期。これらの経験は、その年齢でしか経験できない貴重なものです。この経験をあふれるほどつみかさねる毎日が保育の基本と考えています。
時刻 | 小さな子ども達の生活 | 大きな子ども達の生活 |
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7:15 | 保育園の一日が始ります。 順次登園し、ひとりひとりとあいさつをします。この時、保育士はお子さんの健康状態を観察します(朝の視察)。また、おうちの方と連絡事項を確認しながらコミュニケーションをはかります。 子どもたちは室内や園庭で思い思いに遊びます。 |
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10:00頃 | おやつを食べます。 そのあと、自由に遊んだり散歩に出かけたりします。時には、みんなで活動することもあります。 |
部屋に集まって色々な話をします(朝の活動)。そのあと、みんなで活動したり、散歩をしたり、思い切り遊んだりします。 クラス別だけでなく、たて割りや異年齢活動も行います。 |
11:20頃 | 食事が始ります。 | 食事の準備が始まります。 3歳を過ぎたら準備も重要な場面。 そしてクラス別だけでなく縦割り別などで楽しく食事を進めます。 |
12:30頃 | 昼寝が始ります。 | 昼寝の準備を始めます(3歳以上はベッドに切り替えてます)。 5歳児は後半から昼寝がなくなります(個別対応をします)。 |
1:00~ 3:00 |
保育園が静かになります。5歳児の後半は、静かな活動(興味を引き出し、集中できる活動)を行います。 | |
3:00 | 目覚める時間です。 おやつを食べます。 ゆったりと午後の時間を過ごします。 |
起きる時間です。 おやつを食べます。 午後は思い思いに遊びます。 |
4:30頃 | 順次降園します。 | クラスで集合して、1日のまとめをします。 順次降園します。 |
6:15~ 7:15 |
延長保育(1歳以降) |
※大まかな1日の生活の流れです。日によって時間や内容は変わってきます。